こんにちは。管理人のまむしです。
保護具着用責任者とは、あまり聞きませんね。
保護具着用管理責任者の資格と選任について、表を用いて分かりやすくご説明いたします。
保護具着用管理責任者とは
保護具着用管理責任者とは、労働安全衛生規則第12条の6に基づき、事業者が労働者に保護具を使用させる際に、その管理を行う者のことです。
化学物質のリスクアセスメントの結果、労働者に保護具を使用させる必要がある場合に、選任が義務付けられています。2024年4月1日以降、選任が必須となりました。
選任の有無
選任が必要となるのは、化学物質管理者を配置している事業場において、リスクアセスメントの結果、労働者に保護具を使用させる場合です。
つまり、下記2つの条件が揃った場合に選任が必要となります。
- 化学物質管理者を配置している
- リスクアセスメントの結果、労働者に保護具を使用させる
逆に言えば、上記いずれかの条件を満たさない場合は、選任の必要はありません。
資格要件
保護具着用管理責任者には、特定の資格要件はありません。
しかし、「保護具に関する知識及び経験を有すると認められる者」から選任する必要があるとされています。具体的には、以下のような方が想定されています。
- 化学物質管理専門家
- 作業環境管理専門家
- 労働衛生コンサルタント
- 第一種衛生管理者または衛生工学衛生管理者
- 作業主任者(特化物、鉛、四アルキル鉛、有機溶剤のいずれか)
これらの資格を持つ従業員がいない場合は、厚生労働省が定めるカリキュラムに基づく「保護具着用管理責任者教育」を受講することで、選任が可能となります。
表で見る選任の有無
| 条件1:化学物質管理者の配置 | 条件2:リスクアセスメントで保護具の使用が必要 | 選任の必要性 |
|---|---|---|
| あり | あり | 必要 |
| あり | なし | 不要 |
| なし | あり | 不要 |
| なし | なし | 不要 |
選任しなかった場合の罰則
労働安全衛生法に基づき、保護具着用管理責任者の選任を怠った場合は、罰則の対象となる可能性があります。
まとめ
保護具着用管理責任者は、労働者の安全を守る上で重要な役割を担っています。選任が必要な場合は、適切な人材を選任し、必要な教育を受講しましょう。
以上、保護具着用管理責任者の資格、選任について、解説しました。
お役に立てれば幸いです。
