こんにちは。管理人のまむしです。
1級建設業経理士と2級建設業経理士の違いについて、表を用いて分かりやすくご説明いたします。
建設業経理士とは
建設業経理士は、建設業に特化した会計・財務の専門家です。建設業特有の会計処理や財務分析の知識を有し、企業の経営管理や財務戦略に貢献します。
1級建設業経理士と2級建設業経理士の違い
| 項目 | 1級建設業経理士 | 2級建設業経理士 |
|---|---|---|
| 求められる知識・スキル | 建設業原価計算、財務諸表、財務分析に関する高度な専門知識と分析能力。経営戦略や財務戦略に貢献できるレベル。 | 建設業の簿記、原価計算、会社法に関する知識。一般的な建設業の実務に対応できるレベル。 |
| 試験科目 | * 財務諸表<br>* 財務分析<br>* 原価計算<br>※各科目合格制(5年以内に全科目合格で1級取得) | * 建設業の簿記<br>* 原価計算<br>* 会社会計 |
| 試験範囲 | 財務諸表論、管理会計、財務分析、税務会計など、高度な会計・財務知識 | 建設業簿記、原価計算、会社法など、実務に必要な基礎知識 |
| 難易度 | 高い(各科目合格率は20%前後) | 中程度(合格率は40%前後) |
| 受験資格 | 特になし | 特になし |
| 合格後の称号 | 建設業経理士 | 建設業経理士 |
| 就職・キャリア | 大手建設会社、監査法人、コンサルティング会社などで活躍。経営幹部や財務責任者を目指せる。 | 中小規模の建設会社などで経理担当者として活躍。 |
| 経営事項審査への影響 | 経営状況分析で加点対象となる(1級の方が加点が高い) | 経営状況分析で加点対象となる |
具体的な業務例
- 1級建設業経理士:
- 企業の経営状況を分析し、経営戦略の立案に貢献
- 財務諸表を分析し、投資家への情報開示を行う
- 原価計算に基づき、適切な価格設定やコスト削減策を提案
- M&Aなどの財務戦略に関与
- 2級建設業経理士:
- 日々の経理業務(仕訳、伝票起票、帳簿作成など)
- 月次・年次決算業務
- 原価計算、予算管理
- 税務申告の補助
資格取得のメリット
- 専門性の証明:建設業会計・財務の専門知識を有することの証明となり、就職・転職に有利。
- キャリアアップ:より高度な業務に携わることができ、キャリアアップにつながる。
- 企業からの評価向上:企業からの信頼を得られ、社内評価の向上につながる。
- 経営事項審査での加点:公共工事の入札などに必要な経営事項審査で加点対象となり、企業の競争力強化に貢献。
1級と2級のどちらを目指すべきか
- 将来、経営幹部や財務責任者を目指したい、高度な会計・財務知識を身につけたい場合は、1級を目指すことをお勧めします。
- まずは建設業の経理実務に必要な知識を身につけたい場合は、2級から始めるのが良いでしょう。
経営審査の点数にもなる、この資格です。ぜひ取得をめざしてください。
以上、1級建設業経理士と2級建設業経理士の違いについて、解説しました。
お役に立てれば幸いです。
