こんにちは。管理人のまむしです。
本日は、建設業の見積条件と現地の条件が違う場合の対応を調べてみました。
「一体どこから手を付ければ…」「追加費用は誰が負担するんだ…」「工期は大幅に遅れるのか…」など、不安や焦りで夜も眠れない日々を過ごした方も多いのではないでしょうか。
建設業の現場は、常に変化と課題の連続です。
関係者と協力することで対応できると思われます。
対応の詳細解説
| 状況 | 考えられる原因 | 対応 | ポイント | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 地盤が想定より軟弱だった | 事前調査の不足、地盤変動、過去の工事の影響、ボーリング調査と実際の相違 | 追加の地盤改良工事、工法変更、基礎補強、杭の追加、地盤改良材の変更 | 地盤調査データの再確認、専門家(地質調査会社、構造設計者)への相談、追加工事の見積もり提示、地盤改良工事の工程調整、周辺建物への影響調査 | 「まさか地盤がこんなに軟らかいとは…」という落胆、追加費用の負担増への不安、工期への影響、近隣住民への説明 |
| 埋設物(配管、配線など)が出てきた | 図面と現況の差異、過去の工事記録の不足、埋設物の老朽化、図面自体の誤り、試掘不足 | 移設工事、撤去工事、迂回ルートの検討、埋設物の調査、埋設物所有者との協議、埋設物の補修 | 関係機関(電気、ガス、水道、通信など)との連携、埋設物の正確な位置情報の把握、安全確保、埋設物所有者への費用負担交渉、埋設物調査費用の見積もり、試掘の実施 | 「まさかこんなところに埋設物が…」という驚き、工事の中断による焦り、埋設物所有者の特定、移設費用の負担、埋設物による事故の可能性 |
| 近隣住民からのクレーム | 事前説明の不足、騒音・振動対策の不備、工事車両の通行による迷惑、粉塵、工事時間、安全対策、景観 | 工事時間の調整、防音・防振対策の強化、工事車両のルート変更、丁寧な説明と謝罪、粉塵対策、安全対策の強化、景観への配慮、苦情処理窓口の設置、近隣住民との協議 | 近隣住民とのコミュニケーション、クレーム内容の記録、再発防止策の検討、誠意ある対応、第三者機関の活用、弁護士への相談 | 「まさか近隣住民の方にご迷惑をかけてしまうとは…」という申し訳なさ、関係悪化への懸念、クレーム対応のストレス、風評被害 |
| 天候不順による工期遅延 | 長期的な気象予測の困難さ、異常気象の影響、現場の排水対策の不備、台風、大雨、積雪、猛暑 | 工期延長の申請、人員増強、仮設設備の設置、工程の見直し、天候に左右されない工法の採用、工程の組み換え、24時間体制、夜間工事 | 気象情報の収集、工程管理の見直し、関係者への情報共有、安全対策の強化、工程遅延による損害賠償、天候による作業員の安全確保 | 「まさかこんなに雨が続くとは…」という落胆、工期遅延によるプレッシャー、天候による作業効率の低下、追加費用の発生 |
| 資材の価格高騰 | 世界情勢の変化、需要と供給のバランス、資材メーカーの生産調整、為替レートの変動、燃料費の高騰、人件費の高騰 | 見積もりの再検討、代替資材の検討、VE(バリューエンジニアリング)の実施、施主との価格交渉、長期契約、共同購入、輸入、自社生産 | 市場動向の把握、複数業者からの見積もり取得、コスト削減の検討、施主との合意形成、契約の見直し、価格変動リスクの分散 | 「まさかこんなに資材が高騰するとは…」という驚き、利益減少への不安、資金繰りの悪化、資材調達の遅延 |
| 設計図と現場の不一致 | 設計図の作成ミス、現場の測量ミス、設計変更の伝達ミス、施工図の作成ミス、設計者の指示ミス、確認不足 | 設計図の修正、現場の測量、設計者との協議、施工計画の修正、施工図の修正、関係者への情報共有、確認の徹底、手戻り工事 | 設計図と現場の照合、関係者との情報共有、施工手順の再確認、責任の所在の明確化、手戻り工事の費用負担、設計者の責任 | 「まさか設計図と現場が違うとは…」という困惑、手戻り工事への焦り、責任問題、設計者との関係悪化 |
| 作業員の不足 | 労働力不足、作業員の体調不良、作業員のスキル不足、高齢化、離職率の上昇、外国人労働者の確保 | 作業員の追加手配、作業員の教育、作業員の健康管理、工程の調整、外国人労働者の受け入れ、作業員の待遇改善、機械化、省人化 | 作業員の確保、作業員のスキルアップ、作業員の安全確保、労働環境の改善、作業員のモチベーション向上、労働基準法遵守 | 「まさか作業員が足りなくなるとは…」という焦り、工期遅延への懸念、作業員の安全確保、外国人労働者の受け入れ問題 |
| アスベスト問題 | 事前調査不足、既存建物の老朽化、アスベスト含有建材の使用、解体工事、改修工事 | アスベスト調査、アスベスト除去工事、アスベスト処理、作業員の安全確保、関係機関への報告、法令遵守 | アスベスト調査の徹底、専門業者への依頼、作業員の安全教育、アスベスト処理費用の見積もり、近隣住民への説明 | 「まさかアスベストが…」という不安、アスベスト除去費用の負担、作業員の健康被害、アスベスト飛散による近隣住民への影響 |
さらに深く考えよう
- 「追加費用」「工期遅延」という言葉: 建設業に関わる人なら、誰もが頭を悩ませる問題です。
- 「関係者との連携」という言葉: 一人で抱え込まず、周囲と協力することの大切さを表しています。
- 「責任問題」という言葉: 責任の所在を明確にすることは、トラブル解決の第一歩です。
- 「安全確保」という言葉: 作業員の安全は、何よりも優先されるべきです。
対応のポイント:さらに具体的に
- 記録を残す: 写真、図面、議事録、メール、報告書、証拠となるものは全て残します。
- 関係者との連携: 施主、設計者、協力業者、近隣住民、行政機関、専門家など、関係者と密に連携し、情報共有と合意形成を図ります。
- 柔軟な対応: 状況の変化に柔軟に対応し、最適な解決策を見つけます。
- 専門家への相談: 必要に応じて、弁護士、建築士、施工管理技士、地質調査会社、アスベスト調査会社などの専門家に相談します。
- 保険の活用: 建設工事保険や請負賠償責任保険など、保険でカバーできる範囲を確認します。
- 法令遵守: 建設業法、労働基準法、建築基準法、廃棄物処理法など、関係法令を遵守します。
- リスク管理: 事前調査の徹底、リスクアセスメントの実施、安全対策の強化など、リスク管理を徹底します。
- コミュニケーション: 関係者とのコミュニケーションを密にし、情報共有と相互理解を深めます。
- 誠意ある対応: 誠意をもって対応し、信頼関係を築きます。
以上、建設業の見積条件と現地条件が違う場合の対応を解説しました。
お役に立てれば幸いです。
