こんにちは。管理人のまむしです。
本日は、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習と特別教育の違いについて、表を用いて分かりやすくご説明いたします。
酸素欠乏・硫化水素危険作業とは
酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が著しく低下した状態を指し、硫化水素は有毒な気体です。これらの危険がある場所での作業は、労働者に重大な健康被害を引き起こす可能性があります。
技能講習と特別教育の違い
| 項目 | 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習 | 酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育 |
|---|---|---|
| 対象者 | 作業を指揮・監督する者(作業主任者) | 現場で作業に従事する者 |
| 目的 | 作業の安全を確保するための知識・技能の習得 | 酸素欠乏・硫化水素の危険性、安全作業の方法の理解 |
| 内容 | 作業環境の測定、換気の方法、保護具の使用、救急処置など、より専門的で管理監督に必要な知識・技能 | 酸素欠乏・硫化水素の危険性、発生原因、中毒症状、安全作業の方法など、基本的な知識 |
| 講習時間 | 技能講習:学科12時間、実技なし(登録教習機関で受講) | 特別教育:学科4時間以上(事業者が実施可能) |
| 受講後の役割 | 作業現場における指揮・監督、安全管理 | 安全に作業を行う |
| 修了後の資格 | 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者 | 特別教育修了者 |
| 他の教育の免除 | 特別教育の修了が免除される | 免除されるものはない |
具体例
- 技能講習修了者(作業主任者):タンク内作業において、作業開始前に酸素濃度を測定し、適切な換気を指示します。作業中は、作業員の安全を監視し、異常があれば適切な措置を講じます。
- 特別教育修了者:タンク内作業において、酸素欠乏や硫化水素中毒の危険性を認識し、作業手順を守り、保護具を適切に使用します。
重要なポイント
- 技能講習は、都道府県労働局長の登録を受けた登録教習機関で受講する必要があります。
- 特別教育は、各事業者が行うことができますが、登録教習機関で受講することも推奨されています。
- 技能講習修了者は、特別教育の修了が免除されます。これは、技能講習の内容が特別教育の内容を包含しているためです。
- 酸素欠乏の主任者技能講習を修了している場合でも、硫化水素中毒に関する特別教育の受講義務が残る場合がありますので、注意が必要です。
まとめ
技能講習は、作業を指揮・監督する立場の人に必要な資格であり、特別教育は、現場で作業するすべての人に必要な教育です。どちらも、酸素欠乏・硫化水素による労働災害を防止するために重要な役割を果たしています。
以上、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者の資格を、技能講習と特別教育の違いについて、解説しました。
お役に立てれば幸いです。

